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闇鍋

恋愛ADV(エロゲ・ボブゲ・乙女ゲ)の長文感想置き場

『ニューダンガンロンパV3』のキャラクター感想【後編】

 

meka.hatenadiary.jp

 

 

『全員の通信簿・ラブアパートイベント・紅鮭団モードの各エンディング+トゥルーエンド・本編全チャプターの学級裁判を2周した』時点の感想兼考察兼妄想です。予告なしに加筆修正する可能性があります。
※上記のネタバレ
※カップリング(NL・GL)発言を含みます。

後編です。
つづきからを押すと目次でクロ・被害者がわかってしまうので、注意してください。

 

 ・入間 美兎 (CV石田晴香)【4章被害者】

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とにかく下ネタがひどい。立ち絵ビジュアルはトップクラスなのに下ネタがエゲつない、ヨゴレ役ってレベルじゃねーぞ。中の人のことも踏まえるとなんか小……さんの趣味を感じてしまう。でも好き♡

自分が下ネタ好きなのもあるけれど、不快と好感のはざまの綱渡りな危うさが魅力的だった。自分は好感のほうに傾いたけど、不快のほうに転がるひとも多そう。ロンパならではのキャラ。石田さんのボイスも意図的なのかわからないけど声質が不安定で、それが美兎の極端な性格に合っていたと思う。

態度はとにかく悪いけど、キーボへの(なんかエロエロ)メンテナンスや新しいマシンへの好奇心など、機械や技術に対しては真摯なんだなと思ったよ。

 

4章で王馬殺害計画を企てたのは、彼女の弱さが露呈したんだろうね。下ネタインパクトが強いけど、通信簿とか見ると中身はとても柔い子だと思う(最原への愛が重い重い。)

口は達者だけどコロシアイ生活で精神が相当疲労していて、4章で限界がきた。王馬を殺害しようと思ったのは、その時点で『殺しても非難が少ない人物(誤解を招きそうな表現だけどコレが一番わかりやすい)』だから?
けれど殺人(未遂)直前の謝罪を見ると、美兎も殺したくて殺してるワケじゃなくて、焦燥でああいう結果になったんだろうね。それにエレクトハンマー依頼したときの回想を見ると、誰も信頼できない状態だったからこそ4章計画を立ててしまったのかなあ。機械は人を裏切らないから好きだった、とも解釈できる。

 

楓との通信簿を見ると、いままで友人がいなかったことが明かされるし、最原とイチャイチャすんのも楽しいけど楓で友人にもなりたかったな。正面から対等に言いあってくれる女の子って、V3キャラのなかでは楓ぐらいじゃないかな。楓が生きてたら美兎が4章計画を企まないIFもあったんじゃないかと考えてしまうけどコレは妄想。

 

・王馬 小吉 (CV下野紘)【5章被害者】

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好き嫌いは別にして、「印象に残ったキャラは?」と問われたら多くのプレイヤーは彼の名前を挙げるんじゃないでしょうか。
転子と並んで、クリア後に好きになったキャラのひとり。


体験版からトリックスターポジションを示唆していたので、狛枝の二番煎じになるか心配だったけど差別化が出来ていた。3-5の『嘘』や3-3の偽死体動画など色々な意味で印象深い、彼の嘘にはいちいち踊らされたけど態度は一貫していて好きになれた。
「v3のテーマは『嘘』」そして王馬は「うそつきキャラ」ということで重要ポジ』か、はたまた『ロンパのことだから思わせぶりなだけ』なのか発売前予想が別れていたけれど前者コースだったね。


下野さんの演技が凄まじかったなあ。わたしは普段エロゲとか乙女ゲの恋愛ADVをやってて、下野さんといえば光属性の少年(系)役で音域はあまり広くないイメーだったけど、ここまで感情表現が達者とは知らなかった。4章の怒鳴り声とかドスがすごい。
俺翼でいじめられっ子の演技がうまいなあ、と思ったらいじめっこの演技も上手かったので感嘆。

 

5章

この章は本当に好き。被害者不明からのシュレーディンガーのエグイサルに加えて王馬の評価がドンドン変わり、彼の最後の『嘘』が明かされて、最後まで抗った百田のオシオキ。わたしは2-5が好きなので「思い出補正があるから超えられないかな?」と5章やる前は思ったけれど、そんなことはなかった。匹敵する。

それにしてもロンパシリーズで一番エグい死に方だったねプレス。狛枝も相当だけど、目の前に自分を殺すプレスがあるって相当恐怖でしょ。補修オシオキも似てるけどアレは見えてないからな……それでも怖いけど。
不謹慎だけど5章クライマックス裁判王馬は不覚にもエロいと思ってしまった。タナトスとエロス的な色気が。

 

3-5裁判の台本は事前に用意していたとのことだけれど、毒で朦朧としているときに用意できるわけがないし、ずっと前から「自分が負けたあと勝利する計画」として準備してたんだろうね。

それに加えて、

・入間へエグイサル操作のリモコンとエレクトハンマー発注
・裏庭のメッセージ
・3-4でゴン太を殺人犯に仕立てる(コロシアイバスターズ) 

首謀者に一泡吹かせるためとはいえ、彼は一体何手先まで読んでいたのか。

チェスとか得意そう。王馬がキングなら百田はビショップで最原はナイトかな?異論は認めます。5章はキング(王馬)が自分を捨ててビショップ(百田)で相手をチェックメイトしたとか考えると激アツ展開。妄想。閑話休題

 

彼の真意

彼の最終目的がモノクマの誤認を狙ってコロシアイの根本をゆらがせようとした=コロシアイを終了させようとした』のは本当で、その動機が何だったのかは定かではなく、自分にウソをついてここまで来たのか、それともすべてを絶望させようとしたのか、みんなのことを彼なりに仲間だと思っていて理不尽なコロシアイを止めたかったのか、一方的にゲーム盤の外から翻弄されるのがイヤだったのか。ただ、『DICE』の存在や紅鮭団モードを見るとそこまで悪意のかたまりだとも考えにくい。だけど本編のなかでドンドン歪んでいったとも考えられから、どんな風にも解釈できるのかなあ…。2周目をして気づいたけど、あきらかに裁判の話題を誘導してるんだよね。クロを見つけるためにやってるのかな?そうだとしたら全滅が防げたのは王馬の影響が大きいな。

 

ポエムをほざかせてもらうと万華鏡みたいなキャラだった。
悪意なのか善意なのか気まぐれなのか、いくつもの解釈ができるので王馬への好感度で考察も180度変わってそう。V3で嘘は多面的なものとして扱われるけど、嘘を体現したような王馬はその通りのキャラだった。つかみどころが無くて、色々考察してみても彼を掴んだ気がしない。5章のあとでも「嘘だよ~」とか言ってひょこっと顔出しそうなイメージ。プレスで死体が発見されなかったから『死んだ』って実感が薄くて、王馬のキャラも含めて不思議な感覚だ。

でも最後の「オレって…つまらなくなかったろ?」は真実だと思いたいね。コレって1章裁判終了の「赤松ちゃん、じゃあね。キミはつまらなくはなかったよ」に通じるものがある。会話の節々にも「つまらない」というワードが頻出するので、王馬にとって重要なんだろうな。そう考えるとこの言葉は最大の賛辞だったのかな。1章から彼の動向を見直してちゃんと考えたほうがいいなコレ。

 

4章でゴン太への仕打ちは褒められたものじゃないというかプレイヤーブチ切れ案件なんだけど、裁判終了後のゴン太への言葉は王馬の善意を信じるなら本当で、悪意を信じるなら嘘かな。でもあの嘘があったからこそ、ゴン太のなかで救われる部分もあったんじゃないかな。もうわかんねえな。でも、まあ、善意か悪意か?のどちらかを選ぶなんてナンセンスだし、灰色の存在でいるのが王馬的にはグッドなんじゃないでしょうか。

倫理観を通り越して5章でプレイヤーの心に感嘆を残す、論理より感覚を揺さぶる瞬間がある、ってことでスゴい人物だったよ。5章おわった瞬間、おもわず王馬オマエなんだったんだよとかつぶやいてしまった。

通信簿だったか鮭モードで最原ちゃんの心をいっぱいにしたとかなんとか話してたけれど、首謀者を出し抜く計画は瓦解したとはいえプレイヤーの心に跡を残したのでそういう意味では彼的に満足しそう。まあプレイヤーは最原ちゃんじゃないんだけどなガハハ。

 

・百田 解斗 (CV木村良平)【5章クロ】

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光のジャイアン(ほめてる)。オカルトがダメ、病弱、性格が光属性。なんかこうして羅列するとヒロインみたい。 ハルマキのヒロインかな?
光属性のキャラといえば楓ちゃんも同じ。楓は危なっかしいまっすぐさなんだけど、そのへんは百田のほうが安定してる。だけど百田は競争心とプライドが強くて、4章あたりの最原への嫉妬につながった。どっちも良いところと悪いところがある。

 

主人公交代したあと鬱々していたのだけれど、彼のまっすぐさには救われた。
信じたいものを信じればいい!ってスタンスでとても好きなのだけれど、4章はそれが通用しない。百田の信頼と王馬の疑念は極端で、どちらに偏ってもバランスがおかしくなりそうだな、と思ってたら5章で組んだので胸が熱くなった。

 

5章は王馬が評価されているけれど、百田もスゴいと思う。解毒剤の借りとハルマキがクロで無駄死にになるって脅しもあったとはいえ「もしかしたら王馬の言葉は嘘で自分を道連れにするんじゃないか?」って疑念もよぎったと思うんですよ。
だってあのプレス機の操作をすこし間違えるだけで、百田はペシャンコになっていた。でも彼は王馬へ生死をゆだねた。そして最後まで偽装を突き通した。その根本には最原への信頼があったから。いや~すごい。

 

あと5章は、王馬の評価がクルクル変化するさまが好き。
でもそれってこうジワジワと脳髄なぐってくるような感じで、ひとつのシークエンスとしてならエグイサル中身発覚からのオシオキがたまらなく好き。オシオキ直前の百田はハツラツとしているけれど、オシオキムービーの百田は呼吸が早くなっているじゃないですか。オシオキの結果が失敗した事からも、体調的にも限界が来てたんだろうね。だけど最原たちの前ではそれをおくびにも出せずに別れを告げた。百田はなんだかんだで強い男だった(オバケはダメだけど)。

 

ロンパシリーズで自分の思いを叶えて死ぬキャラはとても少ないのだけれど、5章は百田と王馬の思いが若干かなっているから他の章よりもしんどさは薄い……いやつらいわ、どっちだ。

 

・白銀つむぎ (CV小松未可子)【6章脱落】

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彼女はいったい何だったのか。
通信簿を集めているときは「つむぎも思いだしライトで首謀者の役を振り分けられただけ?」と考えてたのに、鮭エンド見るとむしろ最初から首謀者?
あのオチは最原コロシアイ生活2周目突入って感じがする。でもカナタのコスプレをする気満々だから外に出させる気はあるのかな。2周目の設定をカナタに近くするとかそういう感じ?よくわからない。

 

実質ラスボスだけどメタラッシュの影響で印象が薄い。
楓冤罪と天海殺害ってのもあってルールに則らない黒幕だから魅力にいまいち欠ける。6章のキーボの投票でもまたルールを捻じ曲げるし、彼女のスタンスは『フィクションのためならルール改変はオッケー』だから、6章の発言はほとんど信用に値しなさそう。そもそも6章で53エノジュンが登場したあとゴフェル計画を論破する流れで、そのときに外の世界は終わったとかバンバン嘘ついてて嘘が多層すぎるので信用できない。

 

白銀つむぎは『チームダンガンロンパの一員』 or 『プロローグ以降思いだしライトで首謀者として記憶操作された』のどっちかにしても、彼女を倒したとしてもチームダンガンロンパを倒したことにはならない。なおさらプレイ後のモヤモヤ感が拍車かかってる理由のひとつ。まあ、そのへんの何が真実だったのかはまじめに考察して脳が何回も溶けてるのでここでは置いとく。

 


で、6章でつむぎが嘘をつく理由が『最原たちを絶望させる』であり、『「フィクションの世界にいたい」と思わせる』だと思う。
通信簿や本編を見るとコスプレへの思いは真摯なようだから「フィクションじゃないとブツブツコスプレ」ダンガンロンパ(フィクション)が大好き」なのは本当だと思うんだよね。彼女にとって一番イヤなのはフィクションが終わってしまうことで、だからこそ1章で自ら手を汚した。タイムリミットによる全滅は、彼女が一番望まないことだから。

 

そう考えると、紅鮭団モードのトゥルーエンドで、「まだここにいたくない?(要約)」って揺さぶってくるけど、絆があれば大丈夫(要約)って答えれば「そっか…みんながそれでいいなら…」で納得するのって、かなりすごいことなんだよね。

6章であんなにフィクションが終わることを拒否していたのに、こっちでは折れてくれる。たぶん周囲との交流でほだされて、みんなを解放することを選んだ。情に動かされるつむぎは人間だったんだな~と。殺人をこなしたあとしれっと周囲に溶けこむ悪意もあれば、楓にマニュキアをしたり最原とコスプレトークをする善意もあって、白銀つむぎは首謀者だけど人間らしい人間だったな~と。あと彼女の研究教室開いたときのイベントが好き。物腰のやわらかいお姉さんキャラが大好き。

でも1章ルールねじまげはハ??????ですね。巧遅は拙速に如かずと言うけれど、殺人制限時間は自分の首を絞めただよ…。結果的に天海の事件で正体が暴かれたわけだし。詰めが甘すぎるよつむぎ。


つむぎのオシオキ

つむぎのオシオキがあっけないのに、楓のオシオキは凄惨な事について。
楓オシオキの苦しみはこのレベルじゃねーぞ問題があるからどっちがツライとか比較するものじゃないかもしれないけど、とりあえずメモ。

 

オシオキってメタ視点で言えば、それぞれのキャラに合った趣向が凝らされた最悪で最後の見せ場だと思っていて、その視点で言えばコスプレ(=模倣)が大好きな彼女のオシオキが味気ないってのが、つむぎにとっての最大の罰だったんじゃないかと。

 

模倣元ネタがエノジュンだとすると、彼女は無印ラストで全盛りオシオキを受けた。だけどつむぎは一瞬でつぶされた、それでオシマイ。つまらなさそうな表情がとても印象に残ってる。ほんとうに『フィクション』が大好きだったんだろうね。やっぱり6章はメタネタは置いといて、53の人物たちの物語をもっと見てみたかった。プレイヤー側のエゴだとしても。6章を諸手を挙げて評価するにはv3キャラを好きになりすぎた………。

 

・キーボ (CV柿原徹也)【6章脱落】

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2章でガラスに放り投げられたシーンで笑って、5章のプレス台ゴロゴロで爆笑してしまった。ポンコツマスコットで終わってしまうのかとハラハラしてただけに(それはそれで好き)6章の活躍は安心、限定版パッケージはだてじゃない。キーボガン入手時の安心感はスゴい。初報ビジュアルのチートクールロボットオーラをまとってた。

 

視聴者の代弁だけど、オーディション説にしてもプロローグ説にしても人間をロボットにするってどうやったんだ。いや、オーディション説なら最初からロボットかな。プロローグ説がホントなら、最初にみんなの着替え投げるときに装甲があるし、チームダンガンロンパにかかれば人間をロボットみたくするのも余裕なのか?モノチッチもチートだし。
それともオーディション説にしてもプロローグ説にしても、もともと『キーボ』という存在はチームダンガンロンパが用意したロボット?
考えると脳がとけそう。

 

アンテナが折れたときと6章裁判は、視聴者じゃなくてキーボの意志だよね。というかポンコツキーボは視聴者の選択で、それがなかったら武装キーボのようにチート機能をいつでも追加できたのかな。テープ式録音とか印刷機能とかもスゴいんだけどね。

 

本編もそうだったけど紅鮭団モードもやけに愛嬌があってうざかわいい。ロボなのに人並みもしくはそれ以下の運動能力を主張するところには笑った。歌もヘタならキーボーカロイドは難しいですね…。
ラブアパートは健全すぎてニヤニヤ、楓バージョンも見たかったな。

 

・夢野 秘密子 (CV田中あいみ) 【生存】

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発売前の予想が「死にそう」。ごめん。
才能的にも(観客の前で嘘を吐き慣れているマジシャン・オシオキが映えそう・クロ臭)体格的にも(小柄な少女・被害者臭)死臭が凄まじかったけど、結果生存ってのは多くのプレイヤーの予想を裏切ったのでは。制作側も狙ってたのかな。体験版でパニック議論に指名されてたから、1章脱落で出番が少ないとかじゃねえだろうな物理トリックぽいしクロ…とか疑ってたの謝るしかないな。

 

最初からなまけものというか怠惰でメンタルは強くなさそうだった。2章でアンジーの言う『神様』に寄りかかっていたし。そんなわけで『生徒会』に純粋な意味で加入したのは夢野だけなのでは。感情を表に出すことすらめんどくさがって、流されるまま流されて、安寧を求めた結果が2章~らへん。

転子との友情が良かったね。4章以降にハツラツと頑張る夢野にはエールを送った。自分の命もかかってるクロ探しすらやる気がなかった序盤と、積極的に手がかりを探そうとする6章らへんとか成長が著しい。慣れない元気を出しているからか、ややポンコツっぷりを出すのは笑ったし可愛い。なんか5章のサブリミナル王馬発言がツボでやたら覚えてる。おなじく5章のハルマキへの距離感つかめてないところも好き。

 

・春川 魔姫 (CV坂本真綾)【生存】

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才能絵初出「保育士うそだろ」
→キャラ紹介初出「狛枝みたく才能の反動がありそう、周囲の大人は離れていくとか。」
→体験版「やっぱ保育士だな」
→本編「やっぱちがった」。

魔姫の通信簿を集めてると最原がやたら「フィクションみたい」って評してくる~~~そうだよフィクションだよ~~~~~!!これはとりあえず置いておこう。
初報ビジュアルでメインヒロインのように扱われていたけど、そうは思わなかった。しいていうなら百田のヒロイン?いやヒロインは百田かな…。

 

『暗殺者』

殺人のプロなので5章で王馬を殺害しようとしたときも、黙って殺す『暗殺』だったら百発百中だったんだろうな。

媚びない性格に加えて『超高校級の暗殺者』、そして孤児院出身。いままで自分にぶつかってきた人が少なそう。5章で王馬を倒すためにみんなを巻き添えにしようとしたり、2章で大事な証言を黙っていたり、エゴイスティックな面が目立つのはそれが影響してる?言葉足らずというか『どうせ言葉を発しても伝わらないならこっちから交流を断ったほうがおたがい楽』って思考だったのかな。

 

幼少時から人を殺す技術を叩きこまれていた、というのは16人のなかでいちばんヘビーな過去。でもそれをあまり感じさせないのは魔姫の強さなのでは。でもそのかわりに捨てた感情も多そう。『暗殺者』の仕事を続けるうえで人間的な情、特に罪悪感はジャマだったと思うし、友人を殺害したならなおさら。正面からそれを考えるといたちごっこでメンタルクラッシュしそう。

 

だからこそ正面からぶつかってくる百田は今までになかったタイプだろうし、新鮮だったんだろうね。最原たちと交流していくうちに軟化する態度はニヤニヤ。
ただ、最原たちとの交流で変化したけど、魔姫は『人を殺せる側の人間』なのはゆるがないと思う。好戦的ではないけど、もしも彼女を殺そうとする人間がいたら反撃するだろうし、必要だと思ったら人を殺すことを躊躇しない。
4章終盤から王馬を殺害しようと考えていたようだし、百田がストッパーになっていたので留まっていたけど、5章で百田がさらわれて枷が外れたうえに『思いだしライト』の影響もプラスされた結果暴走。

『世界で生きているのが自分たちだけ』というゴフェル計画が判明したあともショックで無気力にならず格納庫を見張っていたし、その時点で世界とか殺人よりも百田が心を占めていたんじゃないかな。だから5章事件につながった。

 

マキちゃん好きなんだけど5章事件は彼女がいなかったら(たぶん)発生しなかったんだよね…。生存メンバーのなかで、故意に殺人をしようとする人間はたぶんいないし(それはそれでつむぎ側がなんか仕掛けそう)、強いて言うならクロスボウを持った百田と王馬が争ったときだけど、矢が一本しかない以上、事故死の可能性は低い。

結局、王馬の死因が『プレス機の衝撃で死亡』or『プレス機につぶされる寸前に毒薬で死亡』なのかはあやふやで、モノクマの判定がないからこそ、クロが魔姫って可能性も捨てきれない。魔姫は複雑なキャラ。

 

そういや百田のオシオキ直前に見せる、顔面汁まみれ泣き顔ってあのシーンだけだよね……(記憶力がカスだから違ってたらごめん)。あの魔姫があれだけ感情を出すなんて、百田のことがホントに大切だったんだね…。なので本編終了後の愛の鍵イベントは良識がゆらぐ。百田と付き合ってたわけじゃないけど気持ち的にNTR感。でも家族に憧れてたんだろうな~ってのは伝わったぞ。

 

楓と魔姫

小松崎氏が筆を取った麗しいクリアファイル。
ダンガンロンパの特典といえば、無印の霧切&舞園ダブルヒロインカードから始まり、2の罪木&ウサミ&七海など、「特典にいるからといって本編で絡むとは限らないよ」タイプが混ざっているのが定例(絶女はキャラが多くないからかそういうのは無かったね)。
V3でもそれは例外ではなく、アマゾン特典の天海+王馬、アニメイトの百田+最原、そして上記の赤松+春川、のいずれかは本編で絡みがない組み合わせだろうな、と覚悟はしていたよ。だけど、まさか百田+最原が本命で、あとはフェイクだったとは…。なんかやたら密着してる組がフェイクだったのは、スパチュンなりのファンサービス?
天海と王馬なんて、特典であんだけ身体的接触してるのに、本編でまともに会話したおぼえが無い。なんにしてもスパチュンの掌でみごとに踊らされてしまったよ。

 

で、わたしは楓と魔姫の絡みを、発売前にメチャクチャ期待していた層で、1章が終わったときはそりゃもう色んな意味で悲しかった。天海も死んだし。

ピアノは金がかかる習い事だから親に愛されてそう⇔孤児院出身
超高校級を努力で獲得⇔超高校級を天性で獲得
『周囲のことを考えるあまり周りが見えなくなるタイプ(インタビュー)』⇔『人嫌いで協調性もない(公式サイト)』
あと胸囲とかセーラーとセーターとか対比されてる。

(発売前の私のツイッター

 いま見るとワハハ。だけど、発売前は約束された絡みだと思ってたんだよね。
自分の脳内妄想では、過ぎた自己犠牲をおこなう楓を止められるのは一番身近にいた最原ではなく対立していた魔姫とかそういう感じの10割妄想をしてた。「まあ外れるだろうな」とは思ってたけれど、それにしても楓が1章脱落なのはウウウーンとうなだれるしかなかった。

体験版学級裁判で、赤松が犯人だと疑われているときに、犯人じゃないって証拠を見せないと疑われ続けるんじゃない?(うろおぼえ)と言われたところで、アー本編での絡みが楽しみ♡とか思ってたのは儚い幻だった。

 

でもまあオマケモードがある!と思ったら、楓視点の紅鮭団モードが無いので目が点に。やっぱ『暗殺者』と判明した魔姫を「それでも私は春川さんと友達になりたいんだよ!」って言葉をぶつける楓はメチャクチャ見たかったよ。

・最原 終一 (CV林原めぐみ)【生存】

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裏の主人公だと思ってたら1章で交代。V3は最原の成長物語なんだね、と思ってたら6章でグッバイダンガンロンパだったのでひっくりかえった。でもフィクションで始まったとしても、彼がさまざまな人と交流して成長したってのは変わらない。『最原終一』としても『探偵』としても成長したすえにたどりついたのが6章、ってのが個人的にメチャつらかったんだけど、思いが繋がるなら6章の選択はムダじゃない。というか1章裁判で楓から最原に視点交換するときに「自分の思いを継いでほしい(要約)」って楓が言う……V3において「思いを引き継ぐ」ってのは変奏されているテーマなんだね………。

そう考えると【投票放棄】を選んだのは必然だったのかな。アイデンティティゆるがされたけど、この瞬間の思いは変わらない。なら楓や百田たち、それに死んでいった仲間の思いを継ぐためにも、希望も絶望も放棄してコロシアイの連鎖を断ち切る。そういうことなのかな…。

 

1章や体験版の時点ではクール寄りの少年、ってイメージだったけど、主人公交代以降はコメディな部分がプッシュされて良い意味(悪い意味か?)でイメージが変わった。紅鮭団モードでは昼にデートして夜にカジノとラブホ…ラブアパートに行くとか、よくよく考えるとメッチャ面白いな。サイコクールだからアダルティなのは仕方ないね。15人抱いた。

両親が俳優と映画脚本家ってコナンのパロディ?、あっちも推理小説家と女優だし。最原くんの好きなものウッ………通信簿あつめてると元ネタらしきものが彷彿してしまうの若干虚無になるから考えるのやめよ。