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闇鍋

恋愛ADV(エロゲ・ボブゲ・乙女ゲ)の長文感想置き場

「ぼーん・ふりーくす!」を挫折した、そして攻略メモ

主題歌の「Dreht sich!」だけはだいぶ昔から知っていて、個人的に「仮面ラ○ダー剣」の剣崎と始のイメソン(ノットホモ)として延々と聞いていた。


特にラストのサビ、

道がなくても突き進め、標消えても突き進め、足を止めずに走り抜け、誓いが僕を駆り立てる。
願いが罪であるのなら、痛みが罰であるのなら、かまわず血を流し手を伸ばす、求めるものはひとつだけ。

最終回のことを思い出して、目元を潤ませてしまう。
そして、”いつかどこかで巡り会う未来夢見て”るのは始だけだと思うと効果は倍増。

 

 

剣の話になってしまった。
最近、Liar-soft Selection 06 ぼーん・ふりーくす!を購入したので、そのことについて今回は書く。

 

「なぜ、彼女だったんだろう。病に冒されたのは。なぜ、奪われようとしているのだろう。彼女の命は。なぜ、それを止められないのだろう。僕は。僕は。なぜ!」


「これはきっと、光明なんかじゃない。この雲間からのぞいたのは、もっと深い闇だ。それでも。君を救い出す道はこの先へと続いている。たぶん、おそらく、もうこの道しか残っていない。それなら。進もう。僕は。たとえ、君にまた、どれほどの苦痛を強いることになろうとも。愚かなほど僕は傲慢で身の程知らずだ。それでも、君を救うためならどれほどのことだってやってのけよう。だから。」

 

思わずまるまる引用してしまった最高にアツくて切ないプロローグ。
そして「リンダ・キューブ」を彷彿させる悪趣味でケレン味のあるシステム。
いやがうえにも高まった期待は、最悪のゲームバランスによって挫折にまで追い込まれる。

 

新装版を購入したのにも関わらず、一気に見れないバックログ・最小化でバーに戻せない・別ウインドウさわると動作がストップするなど、ライアー懐かしのシステムが継承されているのはご愛敬ということでハハハと一笑したけど、本編の笑えないゲームバランスにはずっと真顔だった。

 

ADVパート→戦闘準備画面→セックスパート→RPGパート→戦闘成果→ADVパート、を繰り返して50ターンを消費しながらウラシルの体内に巣食う病を倒していくのが目的。

セックスパートは、ウラシルの子宮(あと喉とか)に設置した機械に動物のDNAを注入することで免疫機関を強化するっていう、エロゲ特有のセックスで医療行為のパートね。
で、強化されたウラシル白血球が体内を探検するRPGパート。

 

それが鬼門だった。


遺伝子注入後のステータス変化はセーブロードで勝手に確認してくれよな!というジャブパンチから始まり、意気揚々と開始した瞬間に道中の敵に消し炭にされる。
そのため、運よく倒すことができたら即セーブ→すすむ→セーブ→負けたらロード…というセーブロード作業で1ターンを消化するのに20分前後かかった初回。

ちなみに繰り返すが、このゲームは全50ターンだ。

 

融合エフェクトはオフ、オート速度最大、マップ移動だけオートにして戦闘はマニュアル。
そしてセーブ&ロード(クイックセーブ・ロードなんて軟弱なものは無い)で、プレイヤーは強い遺伝子とジャンク(経験値みたいなもの、貯めると強化できる)を集める必要にかられる。
クリアした人は、よくできたな。

 

短所ばかり挙げてしまったが長所もある。
組み合わせは200万通り以上!と銘打つだけあって、融合後のウラシルの容姿がかぶることは一度もない。
ただ動物のからだを模しているだけではなく、ボディ部分にペンギンが付いたらセーラ服、ヘッド部分に馬が付いたらポニーテールと見た目もかわいらしい。
そして、左腕にカメ遺伝子を固めて敵の攻撃をほぼ受けないガード能力、素早さをとことん高めてネコパンチで相手を瞬殺など、特殊能力を付随させて工夫ができる。

しかし、運と作業による水増しのゲームバランスが長所を粉砕。

まず最初に遺伝子を部位で設定するのにジャンクを集める。
さらに部位設定が可能になっても25パーの確率なのでまたランダム厳選。
そして毎回遺伝子設定を求められるので、毎回ある程度遺伝子を集めなければいけない。
ついでにいうとレベル3以上の遺伝子を入手しても、ジャンクで開放していないと強制的にレベル2になっている。

 

とにかく作業・作業・作業・運・運だ。
エロゲのRPGパートに文句を言うのも筋違いかもしれないが、あまりに簡単だとすぐに終わって文句言われるから運要素と作業で水増ししたのではないかと邪推してしまうほどに心がすさむ。
それというものも、1週目の45ターンでバッドエンドを迎えて2週目に引き継ぎをできず再びジャンクを集めることになったからだ。
ジャンクを1万ためてやっと解放した遺伝子複製を無かったことにされたショックはデカく、自分をだましだまし2週目の30ターンまでやったが肝臓のボスにさえたどりつけないのでとうとう投げた。ムリだコレ。
PSワンドのターン制や銃刀のFPSパートも潜り抜けた自分ならイケる!!と思ったけどムリです。

 

途中までしかやっていない私が言うのもなんだが、キャラクターとシナリオとグラフィックはとても良かった、好みだった。
ウラシルを治したかった、彼女を救いたかった。
しかしこの地獄の黙示録ならぬ地獄の作業には耐えられない。


これからプレイしようと考えている全国のお兄ちゃんにアドバイスするなら、

  • レベルの高い遺伝子は優先的につっこむ。
  • よくわからないうちは「特殊能力」より「○○アップ」の遺伝子を多く入れたほうがいい。
  • 1週目はバッドを迎えないように調べて攻略したほうがいい。

 

またいつか機会があったら、今度こそウラシルを助けたいと考え、筆を置かせてもらう。