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闇鍋

恋愛ADV(エロゲ・ボブゲ・乙女ゲ)の長文感想置き場

「マスカレード -地獄学園SO/DO/MU-」の感想・レビュー

「僕たちはまだこの世に地獄があることを知りませんでした」で開幕の地獄学園。

元ネタは男性向けの学園ソドム だと思う。こっちはまだやったことない。
あるいは「ソドム百二十日あるいは淫蕩学校」のオマージュ?
マルキ・ド・サド氏はリョナラー界のOGどころか名誉教授だね。

パッケージでは服を着ているキャラたちだけど、開始数十分で脱がされてエンディング迎えるまで全裸のまま。
(モザイクかかっているけど)セリフウインドウがモザイク代用。

 

グロは無いとはいえ、とにかくキャラたちがハードエロなヒドい目にあっていくので、最初はウッ…と目頭を抑えるものの「殺されたくなかったら尻を出せ!」的展開がひたすらスピーディーに処理されていくので、徐々にプレイヤーも麻痺してくる。

それをシリアスな笑いととるか、第三者の視点で傍観してしまう恐怖と取るかは人それぞれ。
というか、男の全裸って基本的に笑ってしまうものとされていて、女の全裸は一般的に隠すものだから倒錯的でエロティズムを感じるけれど、男のほうはお笑いでネタにするくらいだから面白くなっちゃう。
出オチならぬ出全裸は、やっぱシリアスな笑いだと思う。

 

地味に主題歌が良曲。
そして、なんか見覚えのある絵柄だと思ったら三国恋戦記と同じイラストレーターさんだったんだね…。
主要人物7人のうち3人がメガネキャラなのは誰の好みなんだろうか。

 

途中まで「お坊ちゃん系メガネをメチャクチャにしたい~、弱気な主人公を~、金髪ヤンキーを~、ならいいけど話重視の人はキツいかな」って感じの男性向けで言う抜きゲーと同じ分類の作品だと思っていたら、真相ルートがかなり深い。
ボーイズラブがメインの作品ではなく、社会派な作品に分類されると思う。
わたしはリョナ的な目的でこの作品を購入したので、「すまんな…」って気持ちになった。

 

まあ、でもこのゲームで一番つらいのは登場人物への鬼畜行為や展開ではなく、コンプまでの道のりだね。
とにかくシーン回収と差分が異様に多い。
男のケツに77回は異物を入れないとコンプできない…。
プレイヤーに本当の地獄をしめしてくれた、拍手。

 

あとは当時の感想を修正したネタバレ感想。

差分とシチュエーションのバリエーションが多いせいか、微妙に話が繋がっていない部分がある。
さっきまで会長はバキュームしてたのに、何で次のシーンではヘタになってるの?とか。
アナウンサーは、小スカしたのに立ち直り早いな(それは性格かも)とか。
失態犯したのに割と早く立ち直るアナウンサーのメンタルは鋼だね。

 

話はキャラ√だと純愛。それ以外だとシュール。

部長ルート。この事件が無かったらこの二人こういう関係に絶対なってなさそう。
姫原ルート。この√では主人公がほんの少し前に進んで成長したのが良かった。
先生ルート。本編がズコバコはい次!だったのに、ラストで唐突にフレンチキスとかいうプラトニック挟まれると落差でキュンとくる。
でも真相知ったあとだと、エンディングのアフターがいちばん怖いエンド。

 

そして問題のソドムエンド。
蜜柑の皮…電波…ソドム教…いみがわからないよ。
ヒロシ様のほうが普通のヒロシより色気あるのは、ある段階までキレたキャラは魅力的ということか。

 

刑事の声優は豪華だけどボイスの半分が喘ぎなんだなーと思ったら、青田ルートにエンドがあった。

そして真相は全然BがLじゃない。
ヒロシたちは兄弟の復讐に巻き込まれたのか。
ハッピーエンドはヒロシの推理が冴えわたる。
このゲーム、BL要素はオマケなのでは?

 

調子づいているヤツをメチャクチャにしたい目的で購入したけど、大泉と姫原以外は結構いい人だから食指が動かない。
姫原はツンツンツンツンデレっていうホントは優しいキャラだけど、アナウンサーはボンボンクズだから安心してボコれる(ごめんね)。
アナウンサーが一番喘ぎがうまいと思う、ハサミで怯えるところはイイね。
そして、反抗するからかやたら殴られるな。
姫原は我慢強いけど、大泉はすぐ叫ぶのが良いなと思いました。

 

BLゲーム史上最恐の問題作初の鬼畜!と銘打っている割には、耐性ある人にはぬるいかも。
「これからだろ?!」ってとこで終わるから鬼畜ホモ初心者向けかなと思ったけど、たいしたことないとはいえ大小のスカがあるから初心者はキツいか…。掘られて流血もあるし…。