闇鍋

恋愛ADV(エロゲ・ボブゲ・乙女ゲ)の長文感想置き場

PSVita『ソラユメ』の感想・レビュー

「ソラユメって正夢逆バージョンのこと?夢遊病みたいな?造語?」とググったら、
kotobank.jp

>正夢(まさゆめ)と違って、現実には夢で見たようにならなかった夢。

なるほどね。この部分はクリア後に理解。

 

主題歌の歌詞が「あるキャラクター」のためにあると言っても過言ではない。
時計からのタイトルロゴドーーーンのopがカッコイイ。

ミステリー・ホラー・ファンタジー要素がある学園もの?ジャンルが不明。
一部ホラーな演出があるけど、それを知ってれば気にならないと思う。

攻略順は、朝峰を絶対最後にしたほうがいい。
逆に朝峰最初にやったら、その他を素直に攻略できなさそ。

続きはネタバレ。

 『死神と少女』の藤元氏が担当という事で期待していたけど、ぶっちゃけOPで想像していた頃が一番ワクワクした。(でも藤元氏が担当したのは朝峰だけなのかな?それとも別?)

なんでかっていうとソラユメはどこまでいっても朝峰のための物語だから。
私は人間と人外キャラのバディがとても好きなのでルーエンルートに一番期待していて、悪魔と契約して指輪を探すという導入にそりゃもうワクワクしてオープニングをエンドレスで見ていた購入前。
そして、ふたを開けてみたら実質朝峰ルートだったので拍子抜け。

 

朝峰はヤンデレに分類されるキャラだけど、どこまでも純粋でいじらしくて一般的なバイオレンスヤンデレとは一風違う。
まあ、それでも愛が溢れて主人公をデストロイするエンドはあるんだけどね。
情緒は十代ぐらいに成長しているのかとは思うけど、間接的に年齢一桁なのが、ここまで皐月にこだわる理由かな。


一番驚いたのは道端で落ちてたヘリオトロープだけど、核心に遠いキャラほどプレイ中にかすかな違和感を感じる「ソラユメ」で大切なのは「朝峰と皐月の約束」で、手段である指輪は重要ではないのかな、と。

 

ヒロインは普通の子と思いきや、実家は特殊な事情を抱えているよう。
だけど、そのことに作中ではほぼ触れられない。
一般的な乙女ゲーだったらもっと踏みこむだろうに、どこまでも朝峰との「約束」がメインで、町や指輪の出自などのファンタジー要素には、ほぼ触れない。

御剣ルートなんかは、それでひとつストーリーが組み立てられる設定にあえて触れずに『どこまでも本心のわからない、いとこのお兄さん』の話でまとめた。
「ソラユメ」は主観の物語なんだなーと思って、そこは面白いな!と感じた。
だからこそ手段である指輪に深く関わるルーエンルートは、あまり好ましくなかったのかな…と。

 

グラフィックに関しては、少女マンガ寄りの絵柄は好きだけど、たまにスチルが立ち絵と顔違うのが気になった。
あと暁ルートでタマネギを持っているスチル、タマネギの素材をそのまま張り付けたのかと思うぐらい浮いていて思わず笑ってしまった。
全体的に不安定な作画だけど、朝峰ルートラストのスチルはメチャクチャ良かった。
通常は淡い雰囲気なのに、ラストでニトロエロゲみたいスチルをブチこんだのは良計。
あとはオマケのボイスが異常に豊富だったなあ。

 

あとはキャラ個人の感想を書こうと思ったけど、この記事の本文ほとんどは昔のプレイ日記を加筆修正したもので、当時のキャラ感想はスカスカなのでメモ程度にしか書けない。
一応当時のものを載せておくけど3人分しかないうえに数行なのが哀愁を誘う。

 

水窪
鈴奈と修羅場った。
好きな人には申し訳ないけど、無くても良かったのでは。


・山瀬
幼馴染枠は、やっぱり主人公が好き。
逆に主人公の事をなんも思わなかった幼なじみっているの?

ラストがファンタジーっぽくなった。
甘酸っぱい~~~~、この苗字で呼ぶようになったきっかけも主観の違い。


餘部
気分屋でちょっと電波系の先輩。
ホントは神様だった。電波とか言ってゴメン。

どうして自分を犠牲にしてまで主人公を救おうとするのかが、ちょっと分からなかった。
朝峰と同じように「ずっと一人だった」ところに出会ったのが大きかったのかな。
深読みするなら、「どこまでも傍観者なら好意を持った少女のためにたった一つのチャンスを捧げてもいいよ」的な?